洋服のカタログを作りました。ぜひご覧下さい。 ↑のロゴをクリックすると、カタログにジャンプします。 |
秋から冬へと気温が下がってくると夏には敬遠しがちだった赤い色が恋しくなります。
サンゴ色のコットン天竺の生地を買ったのでTシャツを作りました。
図書館で借りた人気デザイナーの本をめくっていたら「あっ、これは!」
長年作りたかったTシャツが載っていました。
2~30年前、今は廃刊になっている「サマンサ」という洋裁雑誌で見たのですが、一目で気に入り作ってみたかったのです。
しかしそのTシャツは参考品として揚げられて作り方はでていませんでした。
当時は自己流で洋裁を始めたばかり、1枚の写真だけではこのシャツの全容がわからず、作ろうにも作れません。
パターンがなければ自分でパターンを起こす…。
それができないのは今もあまり変わりませんが。
さて、このTシャツのパターンを見ると、ひらひらしたおおい布は前だけで、後ろにはないのですね。
なるほど、そうだったのか!
そのため、袖のパターンを前後に分けて、あらかじめ袖付き前身ごろ、袖付き後ろ身頃を作るのです。
その後、前身ごろに多い布を縫い付け、挟むように後ろ身頃を合わせて縫う。
実際にやってみると簡単なのですが、その簡単がずっとわからなかったのです。
もしかしてこの形は定番なのかもしれませんが、私にとっては25年間の疑問が解けてスッキリしました。
今週は気温が高めで理想的な秋の日々。
半袖ですがさっそく着ようと思います。