「ひらり」の肩パッドは今何処?

洋服のカタログを作りました。ぜひご覧下さい。

↑のロゴをクリックすると、カタログにジャンプします。

門の上に飾ってある ガーデンシクラメンの花付きがとても良いのでよく褒められます。

内側にも蕾がぎっしり

以前はシクラメンの盛りが過ぎると庭の隅に埋めておいて、秋になったらまた掘り返して鉢植えにしていたのです。

でもそうすると忘れたり踏んでダメにすることが多かったので、昨年はそのまま鉢植えにしたまま日陰でふつうに水やりをしていました。

一時の暑さ除けの避難のつもりだったので、小さめの鉢に3株をぎゅうぎゅうに詰めて土も少なめで。

すると、今までにないほど無数に蕾を付け、次々と咲いてくれているのです。

よほどこの悪環境が気に入ったか、それとも危機感を覚え子孫を残そうと必死なのか一体どちらなのでしょう?

来年の予測はつかず、花が終わったらどうするかじっくり見定めたいと思います。

カーデガンジャケットを作りました。

ここはふんわりニット地で作りたいところですが、今は持ち布消化プロジェクトの為、あるものですませましょう。

伸びませんがざっくりとした若草色のウールのツィードのような生地です。

昨年今年のラインは何といっても「落ちた肩」ですね。

コートもトレーナーもそしてセーター、カーデガンもみーんな肩から10センチほど落ちたところに袖がついています。

私自身はなで肩なので、落ち肩はあまり好きではないのですが作る限りは今年感も出したいので作ったのがのカーデガン。

色違いでもっと作りたい

首回りは自作のバイヤステープで処理、前立ては持ち出しのみかえしで、驚くほど簡単にできました。

止めはスナップボタンにしましたが、飾りでくるみボタンを並べたら少しレトロで懐かしい感じになりました。

レトロ感漂うくるみボタン


久しぶりにくるみボタン製作 

今回のパターンはちょうど30年前の本から使ったのですが、今にピッタリのテーストで、「流行ひと回り30年」といったところでしょうか。

いま、夕方にNHKドラマ「ひらり」が再放送されていて、このドラマの制作が30年前です。

ひらりちゃんの着ている普段着は今現在とほとんど変わらず可愛いのですが、お母さんやお姉ちゃんの外出着、通勤着がかなり違います。

皆、見事な逆三角形になるように巨大な肩パッドを入れてあるのですね。

お父さんよりも幅広のジャケットを着こなしながらも、みのりちゃんはなぜか自信もプライドも揺らいでいています。

会社ではキャリヤウーマンの見た目とお茶くみのギャップに本人や同僚が一番居心地の悪さを感じている様子がなんとも切ないです。

ハ~、逆三角形スーツで精いっぱい虚勢を張りながらも頑張っていたいた時代でしたね。

今は同じくたっぷりのパターンなのに肩パッドなしが主流です。

先日借りた最新の洋裁本は、ブラウスもジャケットもたっぷりゆったりで、コートなどはお父さんの借り物のように見えましたがそこにあるレビュー、コメントはそろって皆「カワイイ」でしたよ。

30年前から肩パッドを取り払って、肩の力を抜いて…いま能あるタカは爪を隠して「カワイイ」なのかな?

作ったカーデガン、腕回りがたっぷりでとても着やすくて気に入ってます。

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