旅は古靴？

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11月は暖かい日が続き、すっかり秋を堪能しました。
もう先週になりますが紅葉を見に京都へ行ってきました。

山から見下ろした銀閣寺

日本中を吹き荒れた台風の影響で京都の紅葉も例年に比べたら数も少なく鮮やかさに欠けるように感じました。

それでも昨年、時間切れでおめにかかれなかった永観堂の見返り阿弥陀像を今回はすぐ間近で拝観することができたり、庭もここ数年廻った中では永観堂の紅葉がいちばん華やかに色づいていました。

参道を歩いてきた人々が、陽に照らされた赤や黄金色の紅葉を目にして、息をのんで感嘆の声を上げる様が、私自身も含めてみな同じ仕草でなんだかおかしかったですよ。

紅葉だけではなく、この1年チェックしておいたお店もいくつか行くことができて、私にとってなかなか実りある旅でした。

その一つ、ここは三條通りの路地の奥。

 

路地を入ったここが玄関

まるで茶室のような佇まいのお店ですが、創業400年の「針や」さんです。
小さなお店にずらりと針がいっぱいで、縫い物好きにはたまりません。ずっとここに居たい・・・

庭側からお店を見るとこう。これぞ京都の坪庭！

 

洋裁用のボタン付け針と、作家ものの飾り針を買ってきました。

顔を選べるように虫眼鏡が置いてあります

針山にさしとったらほっこりしますえ。

でも、大失敗もしました。
靴が合わなくて靴擦れとマメの水膨れ、それをかばって歩くために脚の関節までおかしくなって、最後はとうとうタクシーで家にたどり着く有様。
新しい靴が原因なのですが、行く前に家族から何度も新しいのはやめるようにいわれたのに、いつものメーカーだから平気とタカをくくって履いていった私がバカでした。
痛いところがあると旅の印象も半分に薄れる感じですね。

今年も抹茶ぜんざいで大満足

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