ペニーロイヤルの香り

去年の今頃、アニメの「マスターキートン」を見ていたら、ペニーロイヤルミントのエピソードを放映していました。
私はこのエピソードが大好きで何度でも見てしまいます。
主人公の母親はイギリス人で何年も日本人の夫とはしっくりいっていません。その日も悩み事を胸に抱えながら森を散歩していたのでしょう。山葵田のある、清い流れのほとりでさびしそうにたたずむ母親の姿を5歳だった主人公は今も忘れずにいます。そしてその散歩の次の日、母親は幼い息子を連れてイギリスに帰ってしまうのです。
何がきっかけで突然の帰国、離婚となったのかはずっとわからずにいたのですがその鍵はペニーロイヤルにありました。帰国後、夏になると母親がいつも作ってくれたサマープディング。そのレシピに欠かせないのがペニーロイヤルだったのです。


ミントは湿り気のある土地でよく育ちます。当然山葵田(わさびだ)のほとりも湿っていてミントの生育にうってつけ。大人になった主人公は今は水が枯れた山葵田の跡地で、これまた枯れ果てたペニーロイヤルの群生を見つけ出します。
母親は湿った日本の森の中でイギリスの涼しい香りをかいだとたん故郷への郷愁の念に駆られ矢も楯もたまらず・・・ということだったのでしょう。
話はまだ続き、ちょっといい結末があるのですが、なんでそんな1年も前の話を・・というとその時買い求めたペニーロイヤルの苗が立派に育ったからなんです。
すぐ影響をうけるわたしは、アニメをみたあと直ぐにペニーロイヤルの苗を買いに出かけたのですが9月ともなるとハーブもあまり苗を売っていなくて手に入れたのは半分枯れかかった売れ残り。
それでも強靭なミントは冬を越し、芽吹き、垂れ下がるタイプだったのでこのとおり観賞用のようにきれいに育ちました。
甘くスーッとしたミントの香り。私はプディングではなくてウォッカに閉じ込めることにしました。
砂糖も入れて「甘い夏の香り」。アイスクリームに、紅茶にといろいろ役にたつことでしょう。

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